実家で長らく使われていなかったホンダの耕運機FF300
をもらってきたはいいが、
うんともすんとも動く気配がない
最後の使用から何年経ってるのかすらわからないし
半雨ざらしで放置されてたやつ
幸い、最近購入したゴムボート用2馬力の船外機も
ホンダだったおかげで全く無知ってわけではないが
エンジン系いじりはド素人です
しかし、こんな状態でお店に修理をお願いしようもんなら
いくらの請求が来るか分かったもんじゃないので
どーせ貰い物だしと割り切り、ダメ元で修理トライを
して、動くようになった経緯の記録をしてみようと思う。
エンジンがかからない時にチェックするポイント
使用しない期間が長いときまずチェックすること
・ガソリンタンク内のガソリン
・キャブレター
・プラグ
・オイル
・マフラー
タンク内のガソリンの抜き取り
とゆうわけで何ヶ月も放置された状態から始動する際に
ガソリンがタンクに残っていたらまず
ガソリンを抜き取って廃棄します。
まずはタンク内に残ったガソリン何年も経ったガソリンは
もう腐ってます。
「お前はもう死んでいる」
です。
酸化してドロドロになっていたり、空気中の水分を吸収して
タンク内やパーツ類の腐食の原因になります
今回私の場合も、もちろんガソリンは残っていました。
むしろ中を除いたら、ゴミのようなものまで入って
いました。
「なんで?」
ほんとうちのオヤジの使い方は雑なんだから〜
とかぼやきながら
ガソリンをまず抜いていきます。
ガソリンを抜くときは
こんなものを使って抜く方法と
キャブレターの方から抜く方法があります
黒いカバーと赤いカバーの間に見えてるやつがキャブレターで
そのつまみを回してガソリンを抜き取るほうほうもあります
今回の私のケースはタンク内にゴミらしき異物も
見えたので、一旦タンクも外してタンク洗浄しました
タンクを取り外すには、8mmと10mmのソケットレンチ
とドライバーが必要です
こんなツールがあると便利です
赤いカバーをプラスドライバーを使って外して
チョークノブ付近に取り付けてある黒のガードを
8mmのレンチで外します。
そうするとホースを抜くことができますその後に
タンクを固定しているボルト2個を10mmレンチで外せば
タンクを取り外すことができます。
外したタンクの内部を水でじゃじゃっと洗って乾かせばOK
※ガソリンを給油するときは絶対に異物が入らないように注意です!!
なぜかって、タンク内に異物が混入すると、
キャブ詰まりの原因になるからね
キャブレターの点検、洗浄
エンジンがかからない時の大半は
キャブレターに原因があるようなのでまずはキャブレターからチェックしていきます
キャブのメンテナンス。。。。
今まで、旧車でもバイクでも、船外機でも
食わず嫌いで避けてきた
こんな細かいもの触れるわけないって、、、
どーせ壊すにきまてる、、、
バラしたら最後、組み立てられないかも、、、
あらゆる悪い妄想が頭をよぎり避けてきた
今回に限ってはダメでもともと壊れたらしゃーない
くらいの気持ちでとりあえずやってみた。
私にとっての初めてのキャブレターメンテナンスでございます
キャブレターの洗浄には必ずこれが必要になりますので
必ず用意してください
結論から言ってしまえば、やってみたら意外とできるもんだと
ゆーことでございます。
幸いyou tubeでキャブの洗浄をしてる人の動画があったので
それを見てやってみたらけっこう簡単にできました。
この動画はキャブ洗浄手順をわかりやすく解説してくれているので
とても参考になりました
大抵の場合はこれでスムーズにエンジンがかかることが多いみたい
ですが、
わたしのホンダFF300はそれでもかからなかった(涙
わけです
洗浄が悪かったのかもとしれないと思って
外して洗浄して着けてエンジンかけてみてを
20回はやっただろうか
キャブばらし、洗浄取り付けは
もう完璧にマスターできたと思う
そして、意外なところが壊れた
あまりにエンジンがかからないから
リコイルスターターの紐を引っ張りまくったせいで
ロープが切れてしまいました
これには泣いた、ブチっと切れやがった
地味にこんなロープまで購入するはめに、、、
とほほです
もしも、ロープが切れた時のために参考動画と購入リンク
を載せておきます。
プラグのチェック
長い間使い続けた時や
長期間使用しなかった時エンジンがかかりにくい時や、
エンジンはかかるけどしばらくして止まってしまう場合に
疑われるのがプラグ
プラグを交換するだけでスムーズにかかることも
あるらしいです。
ちなみにFF300用のプラグはこちら
プラグを交換するためにはプラグレンチが必要なので
セットで購入するのがおすすめ
一応プラグを交換してみたけど
あまり変わった気がしない、、、、
原因はここではないようだ
う〜んいったいどこなんだ
と思いながら反対側を見てみると
マフラーのチェック
写真右上の黒いメッシュに覆われて穴が空いてるのが
マフラー
実はこの穴に土がしっかり詰まってました
またしてもなんで?
な展開
どうしたらここに土が詰まるんだか?
いろいろな人の
ブログを眺めていると
土蜂がマフラーに巣を作ることがあるようで
そうして、通気穴を塞いでしまうことが
あるんだとか、ないんだとか
マフラーはボルト3〜4箇所をはずすだけで
簡単に外れるので
マフラーをいたん外してこの穴をきれいにしたら
ようやく動くようになりました。
今回は結局マフラーの詰まりで
排気ができなかったからエンジンがかからなかった
ってわけだったようで
動くようになったからしばらく使っていると
また、不調
また、1連のことをやり直してみるも
エンジンはかかるが、すぐに止まる謎の現象
もうお手上げになり
農業屋さんに入院することに
すると、意外な答えが返ってきた
マフラーを外したらエンジンがかかって
調子が良かったので、多分
マフラーにカーボンがたまって
排気効率が悪くなたことが疑われるので
マフラーを焼いときましたって
一応これで正常動くようにはなりました
とりあえずホッとしました
マフラーは通りが良くなったから
もうOKだと勝手に思い込んでいた
そんなことがあったなんて、
たかがマフラーされどマフラー
奥が深い
とゆうわけで、マフラーの焼き方も
教わってきました、
マフラーの焼き方
取り外したマフラーをバーナーでとにかく
炙ること
真っ赤になって煙が出始めたら、カーボンが
燃えて煙となって燃焼してる証拠
この煙が出なくなったら完了らしい
時間にして約15〜20分は継続して
焼き続けなきゃいけないようです。
マフラー焼きは2ストエンジンのものでは
よくあることなんだけど
まさか4ストのエンジンでもあるとはねー
2000度の火力が出せるこのガストーチを使えば
やりやすいんじゃないだろうかと思われます
まとめ
こんかい何年も使われていなかったホンダのFF300
が動くようになるまでのことをあれこれとやてきましたが
だいたいみんなが口を揃えてゆうのが
「原因の8割がキャブレターの詰まりだと思う」
ただし、キャブを洗浄してもダメなときは
これらのことを試してみてほしい
アナログ機械だけに、それらしい箇所を
手繰ってちょっとメンテナンスするだけの
ことなので、やってみたら意外と簡単で
誰でもできることだと思いましたね
良かったら参考にしてください
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